ひごろ健康に留意している國兼さんには健康法において多大な影響をうけている。
本欄をお借りして深甚からの謝意を申し上げたい。
まずフンドシ、國兼家令婦人忍様御手縫いのフンドシを愛用させていただいていたがあるよんどころない事情(本欄では秘す)でトランクス型にもどってしまった。日本男児として恥ずかしい。
つぎに靴下。靴下は氏にすすめられて足指が分かれているものを愛用している。水虫対策といざというときに足に力が入るというのである。結局、冬季のみ足親指だけ分かれているものになってしまったので水虫は治らないが、おかげで何事も逃げ足が速くなった。
國兼氏の学説によれば酒は薩摩の芋焼酎のお湯割りが健康にいいそうだ。國兼家では九谷焼の壺に純金の蛇口をつけて、常時飲み放題らしい。小生も二十五年もの薩摩焼酎を一升瓶に量り売りで買ってきて、これはかなり真面目に実行しているが、暑くなってきたら冷たいビールになってしまった。
ウコン、國兼さんは毎日、ウコンをカプセルにつめて飲んでいるそうだ。氏のツヤツヤした美しい黄色っぽい肌はウコンのせいであろう。私もあのような美肌になって女房を年甲斐もなく誘惑したくて鬱金カプセル剤を飲もうと思ったが、ウコンを栽培している近所のおじさんがウコンを飲み過ぎて黄だんになったときいて今躊躇している。ユンケル黄帝液のほうが効くのではなかろうか。
忠実に実行しているのは國兼氏にすすめられて毎食後に整腸剤を飲んでいることである。武田のビオフェルミンとか三共のザ・ガードとか、きちんと三錠ずつ飲んで製薬会社の業績に貢献している。おかげで快食快眠快通どころか、快通快通快通で腸の具合がまことによろしい。
以上、いろいろ國兼式健康法の一端を書いてみたが、結局、何といってもダントツに効き目がある超絶健康法は、日頃からお隣にお休みになっていらっしゃる奥方様を大切にして、いざというときの救命処置を果敢にとってもらう、これに限るということが今回の茅ヶ崎事件ではっきりした。
猫跨ぎ氏によれば「冠動脈痙攣収縮性狭心症」とはポックリ病のことらしい。
小生も國兼さんとかなり似た自覚症状をかかえている。いっきにポックリと逝けるならそれがオトウサンにとって一番シアワセなのではないか・・・などと小生の愛妻が万一、いざというときにそんな英断をくださないように毎日女房を大事に大事にして生き延びていきたい。
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