2014年5月16日金曜日

内助の功・・・・国兼

  カミさんが具体的にどういうことをしたのかは、私も意識を失っていたのでとんと知らない。後から話を聞いてみると、6時15分ごろにまた寝ようと布団にもぐってすぐに「ウオ―」というような常にない異常な声を私が出したらしい。カミさんの良かった所はその異常な声に敏感に反応し、寝息を確認し、呼吸していないことに気が付いた点である。驚いてすぐに心臓マッサージをし、寝室が二階だったために電話が無く、私がマッサージでフートか息をもらした瞬間に脱兎のごとく一階に下りて携帯電話を持って上がり、119番へ電話しながらマッサージをしたらしい(今は事故対策として2階に携帯電話を持って上がることにした)。救急車が来るまで心臓マッサージをしてくれたらしい。このカミさんの迅速な心臓マッサージによる初期対応により、幸いにも脳へのダメージも後遺症なく元気に退院できた次第。 このカミさんの処置によりアノ世をさまよったのは半日ぐらいで済んだ。後の9日間はこのような発病をもたらした原因を調べるための検査である。
 
 病名は「冠動脈痙攣収縮性狭心症」という長い病名であるが、要は心臓を動かす心筋に血液を送る血管の異常による血液不足である。何故血管が痙攣し、収縮するかは多々原因があるらしい。その後、私もインターネットで心臓マッサージを詳しく調べた。次にカミさんが私と同様のことが起こったら、その時には私がと・・・。
今にして思うに、持つべきものは普段は横に只寝ているだけの何とも思っていない空気のようなお方の存在であると。感謝!!感謝である。

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