とくに印象に残ったヒトツバタゴ、ハンカチの木、ギョリュウを写真で紹介する。
■ヒトツバタゴ■
一つ葉タゴという名が気に入った。タゴとはトネリコの方言らしい。トネリコは漢字で書くと難しく小生のパソコンではでてこない。漢方生薬の秦皮を製すが、野球のバットやスキー板をつくるので有名。
トネリコの葉は複葉なのであるが、ヒトツバタゴが文字通り、単葉つまり一つ葉だからヒトツバタゴと名がついた。モクセイ科ヒトツバタゴ属。中国、台湾、朝鮮半島に多いが日本では対馬、岐阜県の木曽川流域、愛知県の一部だけに生育し、珍しい隔離分布の形態。シマトネリコの株立ちは庭木としても人気がある。
■ハンカチの木■
ハンカチツリーという名が気に入った。トイレのそばに植えておくと手をふくのに便利かも。
フランス人アルマン・ダビッド神父が中国四川省で発見した。(神父は1869年にジャイアント・パンダも発見している。もっとも発見といっても「西欧人が発見」して世界に発表したという意味か)
中国南西部にだけ自生するオオギリ科の1科1属1種の珍しい木。日本には1952年にはじめて小石川植物園に植えられた。写真のように小さな花を10数センチくらいの白い柔らかな薄いハンカチのような花包がつつんでいる。
■御柳■
ギョリュウという名が気に入った。中国西部原産で木ヘンに聖と書き、「ていりゅう」と中国では呼ばれるが古くに日本に到来しタマリスクともいわれて和風庭園にもあう。春夏の二期、淡紅色の細花を総状に密生。説明がめんどうなので写真をごらんあれ。
※ハンカチの木と御柳の写真が逆になっているようだが細かいことは気にしないでほしい。
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