2012年12月29日土曜日

髙野素十・・・褌子

   方丈の大庇より春の蝶の髙野素十がこんなぴったりの句をつくっているんですね。大蔵経を安置している部屋は寒くて薄暗く障子をあけたら外は一面の雪だった。大蔵経は一切経ともいって、仏教の聖典を網羅している。そういえば福島にも一切経山があります。
  若山牧水のうたは正しくは    けふもまた心の鉦を打ち鳴らし打ち鳴らしつつあくがれて行く 
  年の暮の心境としてはどっちでもよろしいが記憶力が恐ろしく減衰している。

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