新党が雨後の何とかみたいに出現し何が何やら判らないね。原発も「反」、「脱」、「卒」とあり、日本語は便利なものだと思いきや、fade out するありで目くらましが極まる。ごく普通の選挙民の感覚で言うが(自分の感覚はそれ程間違っていないと自負しているが)あほくさくなるね。嘉田とかがばたばたと出て来て、小沢の傀儡だいや違うとかいっているのもどうでもいい。小沢が原発廃止論をいつから抱いたのかよく判らんし、相変わらず子供手当なんか聞くと、ただの大衆受けがみえみえだ。財源は行財政改革で幾らでも出てくると3年前に聞かされたことをまた言っている。誰も信用しないのではないか。それにしても皆、もっともらしくぺらぺらしゃべるなあ。
こういう態度は良くないのだろうが白けるばかりだ。既成政党がさっぱり受け皿にならないのは、共産党も社民党も相当に反省しなければならないのだろう。人ごとみたいにいうと日本の統治機構を支える世界が全体に漂流を始めたのではないか。
ナショナリズムを軸にする立場は判りやすいがそれでいいのかと皆思っている。それに対する対抗軸が見えて来ない。中国を中心に帝国主義の匂いがぷんぷんし、日本が地域平和を率先して唱道すべきとしたこれまでの進歩勢力の考え方がそれじゃ立ち行かないだろうとこれも皆感じている。今度の選挙を「原発」のsingle issue にしたいむきもあるが、そんな単純な事ではないとは皆気付いている。温暖化の問題はどうしたのか。原発事故以来ぱたと声が消えてしまった。
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