政治とりわけ国政選挙は激烈な党派間の闘争である。原発、憲法と安保・基地、TPP、消費税・社会保障…どれも、国民生活を犠牲に財界やアメリカいいなり政治をまだ続けるのかどうかの問題。
反原発を公約する候補者たちから、一人を選んで投票する基準はいつも国民の側にたって主張し行動してきた政党に所属する候補者であるかどうかだと私は考える。川田龍平さん、橋下聖子さん、やわらちゃん達が国会という海に沈んで姿が見えなくなるのは、政治が暮らし・平和・民主主義のすべてをめぐる党派間の闘争であり、とりわけ国会が数の論理で法案が決まる場であるからだ。反原発というシングルイッシューだけで候補者を選ぶことに私は賛成できない。
吉良よし子さんという候補者個人を私は詳しくは知らないが、反戦平和というぶれない日本共産党に所属する党の候補者であるならばと東京の知人に支援をお願いしている。
―――――いっぽう、反原発というシングルイッシューだけを堅持して毎週金曜の官邸前行動を持続、発展させ世論に巨大な影響を与えてきた反原連のひとたちは、日本の新しい市民運動のあり方を切り開いた。
原発ゼロを願う一人ひとりの市民があくまで個人として参加できる運動は貴重。思想信条にいっさいかかわりなく、団体や政党に属する市民も全く属しない市民もみな対等平等に「原発イヤ!」の一点だけで参加できるからだ。子供も在日外国人も参加できる、反暴力で平和的なNoNukes運動を持続させ日本中の反原発世論を励まし国会議員にも大きな影響を与えつつある反原連の方々には心から敬意を表したい。選挙がすんだら家族ぐるみで参加したいと思っている。
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