2013年7月1日月曜日

梅雨空・・・猫跨ぎ

  辛坊治郎が「自己責任」で叩かれていると聞き、何のことかと思っていたが、イラクの人質事件の報道時の発言を問われているという。自分は救助要請し自衛隊機で助けられた。イラクの女性に救援機派遣などとんでもないとかって発言していた。なら、今回の掛かった費用を弁済せよ、か。辛坊氏が払うというのなら払えばいいしということだろう。
  印象をいうとこういう攻め方は意地が悪いね。風と桶屋の話みたいに、色んな関係性が入り組んでいる社会にあって、前言、前行為を人質に取られ、そら見たことかとつつかれていたら敵わんなというのが率直な印象だね。いわんや、マスコミで碌を食んでいる人間においておや。これが前例になると後顧をおそれて、沈香を焚かず屁もひらずの大人しい人間ばかりになる。マスコミの人間は一種のトリックスターみたいなところがあるから、放し飼いにしておいた方が面白い。あまりカリカリすることもないのでは。
  それから、相も変わらずアメリカ帝国主義と日本独占資本が諸悪の根源みたいな論調につながるが、つまりそれが最も坐りが良いような思考様式のように思われるが、どうなんだろうね。すくなくともイスラムの地殻変動は違う視点から見ないと見えてこないのではないか。まあ好きずきではあるが。

0 件のコメント:

コメントを投稿