猪瀬知事が辞任するという。最近はお笑いのネタにされていたから何時まで恥を晒すのかと思っていたが。感想を二、三。
人徳がないんだな。多少なりともかばう声がほとんど無かった。独断専行の独裁の匂いがするね。人相も良くない。改めて見直すと、いかにも愛嬌がない顔だ。
ホントに知事になりたかったんだね。権力者にすり寄る姿勢は以前から見えていたが、瓢箪から駒で知事になれるらしいとなると、目がくらんだのだろう。
若干肩を持つと、選挙には実際湯水の如く金が出て行くらしい。1千万円があれよあれよとか。それ程肥大化しているんだね、最近の選挙は。そのための5000万円なのはだれの目から見ても明らかなのに、それを言えば公選法で即、アウトだからだらだらと恥を晒すハメとなった。どうせ駄目なのは目に見えているから、「そうです。選挙資金でした。」といえば、まだ後々目はあったのではないか。もう公人としてはトドメをさされた。いや、お笑いの道があるか。
特捜が洗っているだろうが、徳田議員、徳州会という存在。ひところの田中角栄を思わせる。掴み金をばらまいていたのだろう。こういう存在がいつの世もいる。彼等から金を貰った政治家はどれだけいることか。翻って、猪瀬も5000万円を返しに行かなければ発覚しなかったのかもね。のこのこ返しに行ったところに政治家になりきれなかったウブさがあるのか。もっとも、特捜は結局は探り当てただろうが。特捜は直接これを手柄にすることはできなかったけれど、他に大物をねらっているのだろう。
今日、PHP新書から猪瀬の「勝ち抜く力」というビジネス書が発売されるという。最後にお笑いのネタを遺した。ブラックユーモア これに過ぎるものなしか。
しかし、道を歩いていて汚物を踏んだような気分だな、全く。
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