2013年6月24日月曜日

判らんことが多い・・・猫跨ぎ

  これも新聞を読んでの雑感なのだが、ぎょっとしたことが続いている。パキスタンの最高峰ナンガパルパットを目指していた外国登山隊(ウクライナ人、中国人など)をタリバンが襲撃し10人が殺害された。これは、その前にタリバンの指導者が殺害された事への報復という。登山隊と何の関係があるのか。
  それから先々週だったか、パキスタン南西部の都市で女子大生の乗った通学バスが爆破されて大勢が殺傷された。念の入ったことに、負傷者が担ぎ込まれた病院も一味に襲撃されて多くが死んだという。これはスンニ派の過激集団が、多数派のシーア派との紛争の一環という。手当たり次第の襲撃で、目的も効果も見通しも何も考えずやっているとしか思えない。
  イスラム過激派が無茶苦茶するという印象は数年前、アルジェリアで武装集団が、いきなり村を襲って女子供老人構わず殺害を繰り返したのを思い出す。同胞だろうにと思うが、宗派間の対立は半端な物ではないのだ。これがこの前、日揮のいたプラントを襲った北アフリカのイスラム過激集団のルーツだろう。
全く、世の中判らんことが多い。彼等に一つ転んで、核兵器が転がり込んだらどうなるか。躊躇しないだろうなと思う。そういう時代だ。

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