2014年6月13日金曜日

函館通信238・・・蝦夷梅雨・・・仁兵衛

国兼さん、御帰りなさい。まだまだあっちへ行くには早過ぎますよ。兎に角お互いに言葉が交わせる位置に留まっていましょうや。
それにしても函館はこの一週間曇りー霧ー小雨ー大雨ーかみなりと梅雨の真っただ中にあります。道内全体も似た様な状況ですので北海道もいよいよ梅雨が定着しつつあるようです。しかも御しとやかな雨ならともかくいたる所でゲリラ豪雨を呈し暴れまくっています。
こんな蝦夷梅雨の中での十句宜しくご鑑賞下さい。

��.老鶯や送られて来た手沢本
��.蝦夷梅雨や強がり言った医師の前
��.験担ぐ弟と居る木下闇
��.卯の花やそろそろおむつ取れる頃
��.時の日のこむら返りの痛さかな
��.万緑や古式泳法演じ切る
��.短夜や暴き切れない血圧計
��.ラジオネーム宇宙人と書きソーダ水
��.室内の手摺伝わり夏の月
10.宇宙まで途中下車なし蝸牛


0 件のコメント:

コメントを投稿