2013年10月14日月曜日

注連寺・・・ 褌子

   広大無辺お釈迦さまのような猫跨ぎさんに感謝したい。
  わたしは西方浄土の極楽しか知りませんでした。いつもくたばったら極楽に行きたいと一日一善を実行している。昨日はニ善も実行してしまった。有楽町の小さなラーメン屋さんのために、500円の中ジョッキで十分なのにお昼から1000円の特大ジョッキを頼んでしまった。総武線で終着千葉駅に着いたら、眠り込んでいる女性がいるので、「お嬢さん千葉駅ですよー!」と声をかけた。あのまま寝ていたら、東京まで逆戻りだ。ありがとうございますと立ち上がった寝ぼけた顔が可愛かった。眼福。
  さて、注連寺は(蓮でなく連だった)は月山のふもとの寺だと思いこんでいた。というのは森敦『月山』の一節を刻んだ大きな石碑があったからだ。ところが猫跨ぎさんの指摘するように湯殿山なのである。京都などの隅々まで掃き清めた観光寺よりも、あのおおざっぱな作りの伽藍もよいものだ。しかし回廊にうじゃうじゃいたカメムシに恐れをなしたが鉄海上人だったか即身仏を拝んでおくべきだった。高橋さんというジャンボタクシーの運転手さんといろんな話をしたが。
��わたしの佐渡の実家の縁の下にはカメムシがいる場所があって、子供のころ、あのにおいがだいきらいだった)  
  それにしても羽黒山の五重塔はよかったなあ。

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