2013年10月29日火曜日

函館通信222・・・秀句鑑賞・・・仁兵衛

猫跨ぎさんの秀句鑑賞。
・大伽藍のいくつ亡びし稲の花・・・大きな歴史変遷を感じながら同時に毎年稲穂が稔るのを見ている。歴史と現実の調和が実に見事だと感じた。特選。
・医務室の耳の模型や毒茸・・・一転してユーモアたっぷりな滑稽さが引きたった取り合わせが面白い。
・氷頭鱠ふるさと遠き噛み応へ・・・氷頭を食する風習は北海道なのだろうか。見てもあまり美味しそうには見えないんだけど。この膾で一杯やるのがいいのかな酒飲みには。
・秋物セールポイント溜まる溜めておく・・・破調も良し悪しなんだろうけど面白さを頂いた。準特選。
・ケロリンの桶の伏せある秋日かな・・・ケロリンに弱いね!頭痛直しの薬だったかな。懐かしい銭湯での宣伝看板を思い出させられた。


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