2011年6月30日木曜日

函館通信147・・・石家荘・・・仁兵衛

 褌子さんは本当にお元気でいらっしゃる。
 “石家荘”と聞いて懐かしく思って書き込みをしました。15年位前に仕事で数ヶ月入った河北省の隣河南省の省都鄭州から車で3時間ぐらい南の累河を思い出しています。
 そこは当時、朝食付きで一泊800円だったと記憶しています。今の時期30度を越すが乾燥していて意外と過ごしやすかったな。しかし、しょっちゅう停電になるしお湯は出ないし3週間位長逗留したときは苦労させられた。朝 野菜や蒸しパン売りの声で起こされて お粥の朝食はそれなりに美味しかった。今は高速道路と国際空港が出来てすっかり様子が変わったようだがそれだけ物価も上がったことだろう。
 累河駅前には石家荘行きの汚いバスが客引きをし夜は汽車待ちの出稼ぎ者が500人くらい野宿していた。確か河北省は麦の一大産地ではなかったろうか。機械化が進んでいて何百台の大型コンバインが南から北へ約一ヶ月を掛けて刈り取って行くのは見ごたえがあると言っていた。それに比べ河南省は広い耕作地があまり無く同じ農作でもだいぶ格差があるんだと工場の人間にぼやかれた事があった。
 
 放射線の測定器は北京では売ってないのは当然でしょう。こういう物を買うの何でも手に入る上海に決まっているよ。兎に角世界中の模造品が揃った市場に行ったほうがいい。但し品質は保障されてはおらぬ。悪しからず。

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