高分子OBのみなさんにうまい説明を教えていただきたいことがおこりました。 実はあるところで高分子OBだろということで、質問されたがうまく答えられず気になっているので。 話は光学レンズとプラスチックについてです。 今は、プラスチックレンズというのは当たり前になったのですが、おいらたちが学生のころは、光学系にプラスチックを使うことは、考えられなかったのではなかったか。 たしか、先輩のだれかと会話した記憶があるのだが、あのころ学科に求人ということで、日本光学からの募集があって話題になったおもいでがある。 内容は、光学ガラスは極めて均質な性質を要求されるのだが、プラスチックのような非晶物質はそれができない、あるいはきわめて困難(その当時として)なので、レンズにプラスチックを使うなんてとても考えられない、だからいったい日本光学は高分子出身者を何に使うんだ、というような話題だった。確かに鎖状高分子が糸まりのように絡まりあっているイメージは、光学的に均質であるという要求とは一致しにくい。 そこで、われわれの時代まではレンズは確かに必ずガラスだった。 ところがその後しばらくして使い捨てフィルムが世に出る。あのレンズはプラスチックであった。それに驚いたという会話を誰かとした記憶がある。 で質問はこういうことである。① なぜわれわれのころまでプラスチックは光学レンズには無理だと考えられていたのか。その理由は何か。 ② その後光学レンズにプラスチックがつかえるようになった理由はなぜなのか。 そもそも①の理由はうえにおいらがのべたような説明でいいのかなあ。 諸兄の鋭敏なる才能で、馬にもわかるような解説をしていただきたい。 お礼は、・・・・・ 私めの熱いハグで。
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