2014年3月1日土曜日

雪もすっかり融け・・・猫跨ぎ

 「忘じをり」は、ぼうじをり、ですね。冬の川は、水量の減ったちょっと情けない姿の川のことで、ちょっと心象句的に作ってみた。
  今年は大雪―といっても30センチ位。ハードもソフトもそんな雪への準備をしていないので官民とも大騒ぎ。こちらは久々の雪掻きで汗をかいたけれど、その後の雨と気温でたちまち融け、何だか白日夢を見ているような。根雪に覆われる雪国とは根本的に話が違う。甘っちょろいもの。
 〈まだもののかたちに雪の積もりをり 由美子〉
なんて、完全にこちらの人の感性だよね。同じ歳時記を使ってお互いに判りあっている気分になっているのも不思議なこと。

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