2014年3月12日水曜日

七尾・・・猫跨ぎ

  まだ髷を結えぬ遠藤が大関、横綱を相手にこてんぱに転がされている。まあ順当なところだろう。やはり横綱はダテに張っているのではないらしい。
遠藤は能登の穴水町出身。その南に七尾市がある。
芭蕉の連句、猿蓑を読んでいたら次の下りがあった。
・・・
道心のおこりは花のつぼむ時   去来
能登の七尾の冬は住みうき  凡兆
魚の骨しはぶる迄の老を見て   芭蕉
・・・
ちょっと冴えない場面で、辺鄙で住み憂き場所として登場している。
天然の良港で、北前船で賑わったはずだが。

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