2012年4月4日水曜日

『冬のデナリ』・・・褌子

  五本さんの右の女性、中川先生の左の男性は誰だろう。中川先生は山にいくとこんな風にタオルを頭にまいていたね。
  はっちゃんのセピア色の写真がいい。第二講座で記憶に残っているのがニセコの山スキーだ。
  トムラウシというと先年の遭難事件をおもいだす。
  5月に野麦峠に行くので、山本茂実『ああ野麦峠』を読んでみた。昭和42年頃のベストセラーらしい。非常に感動。さらに『喜作新道――ある北アルプス哀史』を読んでいるが面白い。僕は山はあまり登ったことないが、山岳小説は好きだ。
  井上靖『氷壁』とか新田次郎『芙蓉のひと』とか。圧巻は西前四郎『冬のデナリ』
  『冬のデナリ』のデナリとはアラスカ原住民のことばでマッキンレーのこと。1967年の冬のマッキンレーへの初挑戦を描いたノンフィクション。冬には日照時間が4時間、高度6千mの頂上付近では氷点下50度にもなった上に、風速50mの強風が吹いて、計算上氷点下148度にも感じられるという恐るべき極寒の山。
  植村直己すらも生還できなかった冬のマッキンレーのすごさがわかる。

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