2012年4月13日金曜日

函館にも春せまる・・・・褌子

・宇宙から何か落して四月馬鹿
きのうみたBSコズミックフロントの大マゼラン、小マゼラン星雲は面白かったな。
われわれの銀河系ちかくにある大小二つの星雲が衛星星雲だと思っていたが、いずれ宇宙の彼方へ飛び去るということが証明されたのである。一期一会
・さくら餅葉も食べる人食べぬ人
わたしは食べます。
・漬物のうすひ味付け鳥曇
鳥曇りとはいい季語だね。春がきたという雰囲気がある。特選
・ホーホケキョ餌台のある無人駅
朝の散歩で近くの竹藪で耳をすますとウグイスがさかんに鳴いている。可愛い声だな。無人駅ののんびりさとウグイスののんびりした鳴き声。
・うららかや何処に打とうか句読点
春がきたね。けっこうだ。めでたい。
・川音を色に変へけり糸柳
春の小川のせせらぎがきこゆる
・風呂敷に春満月を包みけり
平和だね。空気が湿っている。やはり春だ。
・風光る人見知りする男の児
町中や電車のなかで赤ん坊をみると無性に可愛くみえるようになった。余裕がでたと  いうか、ようするに暇になったんだね。
・蜂蜜の固まったまま鳥帰る
冬鳥は北方に旅立ったが、蜜蜂はまだ働く気配がない。冬と春の微妙なせめぎ合いが一句にでている。準特選。
蜜蜂の箱をイチゴのハウス農家に貸したら、全部ハチが死んでいたと知り合いが言っ  ていた。やはり千葉でも今冬の寒さはひどかったんだ。もう少し気温があがると蜜蜂  も元気よく働きにでることだろう。
・ママレード春を延ばしてをりにけり
ママレードの黄色は春色そのものだが、函館にはまだ冬が居座っているということか

■大学の卒論原本がデジタル化したのでと中村邦夫先生の名前でご丁寧に送られてきた。
 「両性高分子電解質うんぬん」と題してある。へーこんなこと勉強したことあったのか

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