イギリスでのパラリンピックの入場式をテレビで観ていたら、例のブラックホールやビッグバンにからむ宇宙論のホーキング博士が車椅子で登場してきて驚いた次第。元気なのだと・・・・。理化学辞典で調べてみると、1942年生まれで、私と同じ年である。彼は若い時からパーキンソン病的病に侵され、その中で独創的な宇宙論を体系づけた科学者で、ある意味ではアインシュタインを上回っているのではと思う。ノーベル賞をもらっていないのが不思議な気がする。ホーキング博士を見ながら、フト我が仁兵衛さんを思い出したりした・・・・。
皆さんに応援を頼んだ女子柔道52kgクラスで出場した半谷静香さんが、1回戦で中国の選手に敗れ、敗者復活戦でも敗れてしまった。残念ではあるが、聞くところによると4年後を目指した「激励会」をささやかに行うとのこと。勝った勝ったと拳を上げるのもよし、負けて悔し涙を流し再起を期すのもスポーツマンらしくて好きである。
話代わるが、猫跨ぎさんの言う「いじめ」のこと、もう6,7年前だったか、わが故郷滝川市が全国版のニュースになったことがある。なんと「いじめ」問題で。その時の教育委員長が小、中、高校時代の私の友達だった女性の旦那である。古くから滝川でお茶屋をやっていた3代目で、その代々の誠実さが買われ、町の名誉職として引き受けたのであろう。それがテレビで土下座させられるシーンを全国に流されてしまった。そのために、ひっきりなしに電話がかかり、町の名誉を汚したというたぐいの中傷、罵倒されたらしい。そのせいだと思っているが、私の友達は体調を損ない病に伏せてしまった。
スケープゴートという言葉があるが、このジャーナリストたちの正義ずらした、マイクとカメラを持って執拗に善良な平凡だった1市民を追いかけるハイエナのような奴らに唾をかけたい気持である。彼らが執拗に追うべきことは、現在の全国的に蔓延し始めたこの度を越した「いじめ」の背景であり、家庭の親たち、教師たち、そしてこのゆがんだ日本の社会全体であり、またジャーナリスト自らの堕落を追求すべきであろう。
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