2012年9月10日月曜日

そうそう・・・・逸徳

そうなんだろうなあ。 内向きの共同体、確かにそういうのはあるね。 そして、そういうのがどこにもはびこっている。日本全体がそんな感じだなあ。 だから、退職したとき、正直いってどこか、茫漠とした荒野、あるいは一種の異次元世界から辛うじて生還したという感じはあった。 よくまあ、おいらも変にならないでここまでもってくれたものだと・・・。いや少しは変になりかけていたのかもしれない。
 だから、まじめな若い先生と飲んだ時に、「教育の目的はなんだ」と問われて、「たったひとりでいい。たったひとりの革命家を育てることだ」といった覚えがある。 もちろん一種の比喩だが。その内向きの共同体をぶちこわしたかったんだろうなあ。
 教育というのは、きわめて個人的営為の側面があり、イメージ的には芸術家、または医者の治療行為にちかい。 だから、政治が教育を管理するのは、画家の筆先や医者のメスの操作を、画一的に管理しようというようなものだという、根本的な違和感がある。 あぁあ、政治が教育をいじりすぎたなあ。 今となっては、何をいってもしょうがないが。 

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