2012年9月20日木曜日

そんな隣人だ・補足・・・猫跨ぎ

  元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏が尖閣の問題でこんなことを言っていた。中国は資本主義近代国家になる途上にある。一般的にそう言う場合、仮想敵国を必要とするというのである。それが日本であると。歴史に例をとると、チェコではドイツ、フィンランドではロシア、などがその役割をはたした。敵意を燃やす中で国民意識が醸成される、と。そして民主的に指導者を選挙できる体制になってようやくそれは終わると。
反日と独裁政権にたいする反発はセットになっている。取り扱いを誤れば、矛先は今の政権に向けられる。中国側もヒヤヒヤの綱渡りだ。
しかし民主化まであと何年かかるのか。意外に早く今の体制が崩壊するのではないかという観測も多い。

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