日本の短詩型は万葉集が何と言ってもルーツだろうね。短歌、長歌、旋頭歌などいろいろあるが、5,7と7,7で繋げてゆく基本構造は同じ。これはその前の、弥生、さらには縄文、あるいはもっと前か、遡るのだろう。他の民族にあるように、この構造での歌謡があったに違いない。しかし文字として残っていないので、考古学が進歩しても立ち入れない世界だろう。
議論が出来るのは、漢字を用いた万葉仮名で表現される世界、つまり万葉集以降の話になる。遣隋使、遣唐使が多くの書物を持ち帰り、当時の貴族は競って読んだようだ。万葉の歌人は漢籍の知識は詳しかったらしい。その表現法、美意識もどんどん取り入れている。朝鮮半島の古謠との関係はどうなんだろうね。それで、時調が3,4や4,4が基本構造ということで、へーと思った。
逸徳さんへ
自分が中心にいて、家族が周りにいる。その外に町があり、その外に国家があり、その外に世界、地球そして太陽系、銀河系、大宇宙、まあその外は色々人によって違うが。
そんな年輪構造が常識人の世界認識なんだろうが、谷川修太郎のような詩人になると、自分の立ち位置から一挙に宇宙に飛んでしまうんだね。detachmentところじゃないのではないか、実のところ。
タモリの「笑っていいとも」を諸兄は見ているかどうか知らぬか、このまえ傑作だった。夫から妻を見て漢字一字で表すとどうかのアンケート結果。
��0代は、愛、慰、飯などの、まあ妥当な答のあと、無、謎、などが続く。笑ってしまった。まあ、頑張って下さい。
次期ブログの中味については、コメント出来る知識を持ち合わせていないので、お任せするしかないですね。よろしく。
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