2010年11月18日木曜日

漢俳・時調・俳諧に思いをはせながらの旅・・・・褌子

仁兵衛さんと同じく、
猫跨ぎ氏の句で
 ・穭田や遠き電車の音乾き
を私もずばり特選句といたしました。大兄と小生とは同じ豊かな感性も持ち主だということが今回きせずして証明されましたこと誠に欣快に堪えません。 
 ・指一本で足りる炊飯九月尽
これは本当に難解、難渋というか深淵かつ高踏的というか作者の真意は奈辺にあるのか??七転八倒し理解に苦しみました。俳句は決して理解するものではない、くだくだしい説明は不要、ただずばり感ずればよいのだとかいっても、指一本でご飯を炊けるのか???何故だ何故と何か企んでいるのではないかとつい理科畑の私は・・・
 ところがなあ~んだ。種をあかせば電気釜のスイッチを指一本で押せば飯が炊けるということかあ。まったく人騒がせな!!!で一件落着。今晩から安眠できます猫跨ぎさんフントにありがとう。
仁兵衛句の
・神の皆地底に降りて神無月

・ 川音の冬へ急げと背中押す
はやはり詠み人の作意というかひとことがほしいです


  明日の晩は都城、そのあと知覧、集成館、桜島なぞカルピスウオーター片手に四日間回って参ります。



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