2014年2月5日水曜日

噛み合わんね・・・猫跨ぎ

  何だかちょっと議論の平仄があわんね。国民国家が良いなんてひと言も言っていない。何度も言っているように、国民国家たらんとする巨大な共同幻想に包まれていたんだ。それを浸透させるために逸徳氏の言うように教育制度が完備されたんだろう。それは誰かの陰謀か?誰か特定できるなら言ってみて欲しいね。国民国家の流れは抗いようもなく襲ってきたんだ。それに忠実に対応したのが日本だったのだろう。「大成功」は礼賛して言っていると感じたのならそれは真逆だ。そのルーツを考えることなしに今を議論できないから言っている。そして、それは壊れつつあるとも思っている。
  そして逸徳氏の社会認識は相も変わらず、黒白をわける二元論だ。そういう見方は好きずきだが私はしない。歴史より今だと言いながら、歴史に関する或る固定観念に捕らわれている。そういう見方からは、敵を倒せと言うことになる。倒してメデタシかというと、味方の中にまた敵を発見する。永久革命論か。結局何も生まれないと思うからだ。
歴史、国家もどうでもいい、個人だ、は、開き直りだが、まあそこそこ付き合っていくしか無いんだろう。
 もどすと、コロッケで満足する気分は私も同じだ。3.11のあとの、節電で駅や町がうす暗くなった。不思議と不平は出なかった。制限のない蕩尽にこれでいいのかという気分は我々の中にある。

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