燃料棒クンとの愛称で呼びたいのは山々だけれど、どうかなあ。その度胸はないな。
鬼っ子と言うも憚られるほど、とんでもないクセの悪さを残している。
まず石棺が最終安住の地というけど、ちょっと違うよ。チェルノブイリがまだ放射線を出してるように、石棺は永久施設ではない。今の計画では数年冷やし続ける。つまり水棺はそれまでの一時施設。これに熱交を付けて自動冷却にもっていく。そして、冷えたあと燃料棒は全部抜き取る。それを最終処分場で処理をする事になっている。全部終わって、原発はカラの状態で石棺処理となる。
昨日の報道では、4号機も危なかったらしい。ここは使用済み燃料棒が1500本プールに浸かっているのが、剥き出しになって、部屋が水素爆発をしたが、あのまま放っておいたら、燃料棒が大爆発をおこしたらしい。すんでのところで注水して免れた。
あの工程表通りに収まればいいが、とにかく水漬けにする作戦も、でかい余震で、水満タンの設備自体が倒壊したら、どうなるのか。崖っぷちに居ることには変わりはない。
ところで福島第一原発敷地に使用済み燃料棒が数千本保管されているとか。あれ?青森で処理して埋めるのではと思うが、もう六ヶ所村の地下墓場も満杯らしい。こういう状態は全国の原発の実態らしい。例えは汚いが、便所一杯で飲み食いしていたわけだ。この問題も大変だ。ロシアに言って、シベリアの地を借りてはとの意見もあるとか。
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