小中学時代の同級会があって三日ばかり郷里の佐渡に帰ってきた。
限界集落というほどではないのだが、実家のある部落は86戸で全く無人の家が16軒、年寄りの独り暮らしが20軒こえたと年老いた兄夫婦がいっていた。田んぼも減反強要で三分の一が荒れ放題。世界的な食糧不足だというのに。山も外材輸入で全く間伐しないので荒れるにまかせている。
夕べは北信州の木島平という山村の民宿に泊まったが、日中も村は眠ったようjに静まりかえっている。年寄りばっかり。子供がいない。全国の農山村は同じようなことになっているのだろう。飯山市中心街はシャッター通り。郊外はイトーヨーカドーとジャスコ。日本中まったく同じ景色。車が東京に近づくとものすごい渋滞と排気ガス。エネルギーの無駄遣い極まれり。
余談だが年金20万円あれば田舎暮らしもよさそうだ。家賃ただ畑もただのいい空き家がいっぱいある。佐渡の山の中の空き家に東京で喘息になった人たちがけっこう移り住んでるそうだ。山も海も朱鷺もいる。
0 件のコメント:
コメントを投稿