2013年8月25日日曜日

函館通信216・・・民族意識・・・仁兵衛

 郷土が話題になってきたが私の生まれは東京です。実家の近くの産婦人科で生まれました。数年前に小学校の同窓会で集まった時同じ産婦人科で生まれたのが3人いました。何か同じ子宮から出てきたのではないかと錯覚さえ覚え親密さが深まった感じを強く持ちました。

 生まれはこうでも四男坊だから無意識の内に家は早く離れる必要があるんだなと思っていて北海道ー福島ー北海道と居住地を移って行ったのだと思います。しかし社会的には郷土が移っても内面にはやはり産まれた地東京はしつっこく残っているものですね。時々心の中から顔を出す時が今でもあります。

 さて、もう少し大きく見て日本人としての民族意識はどうでしょう。幸か不幸か解りませんが戦後直ぐの教育を受けた我々は戦前の軍国教育をただひたすら全面否定して歴史をぷつっと切った状態で歴史教育を受けてきたような感じを私は受けます。日本語を話す事だけが共通の日本民族意識ぐらいにしか線が引きようが無いのでしょうか。オリンピック招致で国威発揚を狙う人、被支配は千年経っても忘れはしないと言う韓国の意識、イスラム圏の民族を越して宗教種族?同士の争い等上げたら切りが無い状態に見えます。

 郷土愛と民族意識の接点は日本には殆ど無くなってしまったのかな。居住が都会というお化け屋敷に集中すればするほど民族意識は薄れて行くのだろうね。さて、今日も懲りずに日本ハムファイターズを応援するか。
 

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