2013年8月20日火曜日

花のパリの汚れためとろ、、、こんし

思い出してきましたか。よかった。全くたいしたもんです。記憶が映像音声付きで脳にいくらでも折り畳まれてしまいこまれているのは不思議です。
たしかにパリの地下鉄はホームに入る前に切符つかうだけで、出るのは別の出口から切符なしで出る。その切符もどこで降りようが料金関係なしで大ざっぱです。我らも出口から切符なしで入ってしまったから、あれだとキセルやり放題。このいい加減さがラテン的で非常によい。几帳面なドイツ人はあきれかえっているのではないか。ヴァカンスのせいか地下鉄は半分観光客で半分は金がなくて遊びに行けないアフリカ系のひとばかり。ときどき日本語でもスリにご注意!と放送している。けっこう汚れていて、勝手にアコーデオンひいてお金集めたりもしている。駅入り口に女性乞食もみかけた。車内で地図で道きくと実に親切。席も譲られた。パリのエリートは高級車で移動し、こんな雑然とした地下鉄には普段から乗っていないのではないか。アフリカ系を中心にいろんな人種が車内に乗っていて、広大な植民地もっていた旧宗主国だと痛感させられる。それにしてもオルセー美術館などなんと駅舎だったと言うではないか。アールヌーボーの豪華きわまる洒落たつくりに目をうばわれた。植民地から吸い上げられた富が、自国庶民階級から吸い上げた富がこれだけ絢爛豪華なパリをつくりあげた。
金持ちは遊びに行って空っぽのパリを観光客と旧植民地からの移民が闊歩している。ヴィクトリユーゴー駅とかフランクリンルーズベルト駅とかある。フランクリンはフランス人だったんだね。自由の女神像を新興国にポンと寄付した心意気に成り上がりものへの優越感も感ずる。
昨日のルーブル美術館は疲れたなあ。 もう二度とこんなとこくるもんか(*^^*)

西澤昭裕

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