2013年8月5日月曜日

jubilantly・・・猫跨ぎ

  原爆のはなしの続き。今日の東京新聞にドナルド・キーン氏が思い出話を書いていた。二発目の原爆を長崎に落としたあと、トルーマン大統領は、「この知らせをjubilantly(喜々として)発表する」と言ったという。キーン氏は当時海軍にいたが、これにはさすがに違和感を覚えたという。凄まじい破壊力は広島で充分に知っていたからだ。
jubilantlyとは最大級の喜びの表現だ。この事実は知っておいた方がいい。「やすらかにお休み下さい。あやまちは繰り返しませんから」と主語不明なことを言う前に。

と昨夜書いたのだが、今朝の報道に
 インタビューで、オリバー・ストーン監督は、原爆を投下した米国は英雄であると教わってきたと説明したうえで、「80年代までそうした幻想に疑問を差しはさむことはなかったが、歴史をもっと深く見るようになった。私は歴史に対して建設的でありたい。日本の人々も、米国の神話を受け入れず、なぜ原爆が落とされたのかを学んでほしい」と話した。(読売新聞)
ようやく、アメリカ人はそういう声を出し始めた。日本人はもっと怒れと諭されている。なんと大人しいことよ。

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