囲み記事の切り抜きを忘れないうちに書いておく。
健全な批判精神が欠如 地震学会が反省の弁 (2012年5月11日)
想定外の被害となった東日本大震災を踏まえ、これまでの地震研究に何が足りなかったかを検討していた日本地震学会の臨時委員会(委員長・鷺谷威名古屋大教授)は11日、「研究者間の健全な批判精神や学会内外でのコミュニケーションが欠如していた」などとする総括をまとめた。マグニチュード9の地震を想定できなかった理由として「実力不足」と率直に認め、「地震学の中に閉じこもり、他分野の知見を踏まえた議論が不十分だった」と指摘。学会内には「大震災を想定した研究もあった」との意見もあったが、「社会に発信すべきだという切迫感がなかった」と退けた。
今回の大震災は関連する科学の敗北だったと私は思っているが、ようやく地震学会が自己批判を行ったらしい。そのせいか、東海地震、南海地震、直下地震の規模や被害想定の見直しがでるわ、でるわ。大体これまでの数倍~10倍となっている。何だろうね。まるで恐怖を煽っているかのようだ。アリバイ作りにこれ勤めているように見えるのは、皮肉に過ぎるか。
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