2012年5月5日土曜日

函館通信176・・・逸徳句・・・仁兵衛

 逸徳さんいよいよデビューですね。最初から秀逸句の連発じゃないですか。
 説明は無くして五ー七ー五を間隔を空けずに並べ替えてみた。作者の意図とは違った受け止め方が出来そうだ。

 ・ 碧空をハグし疲れて花吹雪・・・極めてファンタスチックで清清しさを感じた。特選。
 ・ そんなことおれはしらんと雪の富士
 ・ 老いひとりもやし卵を蒸してみる
 ・ 五里夢中五里ではすまぬ海馬啼く・・・夢中は霧中の間違いか?しかし面白さが先に立つ。
 ・ 風ほえて忘れたように月ひとつ
 ・ 海啼いて薔薇咲くという砂漠さえ・・・海・薔薇・砂漠の面白い取合せ。

 これからもどしどし出して楽しませて下さい。


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