金環日食は私も見た。久々の朝歩きをして途中、雲が切れて、薄雲を通して丁度いい具合のリングが見える。時刻は7時30分過ぎ。10分ほど田圃を前に思わぬ天体ショーを観察。雲に隠れるが直ぐ切れて現れる。カメラを持って来るんだったなあ。褌子氏は撮ったのか。 あれ程隠れているのに辺りはやや薄暗くなる程度。昼間の明るさの大半は空気分子の散乱光によるもので太陽からの直の光の寄与は僅かなものなんだと改めて納得。
そばに自転車でやってきた美少女が何とかグラスを持って天を仰いでいた。さしずめここで「やあ、見れましたね」と話しかけ握手をして別れるのだろうが。少し歩いてゆくと、向こうから老人がそのグラス片手に時折止まっては眺めている。私に「見ますか」といって手渡して呉れる。いやあ、何もない方が良く見えますよと言いたいが借りると、薄らぼんやり見える。このグラス売れたんだろうね。今回は無用の長物だった。
昨日の相撲だが、白鵬が思わぬ乱調で大混戦となった。旭天鵬という脇役専門の地味な力士が平幕優勝。優勝決定戦に勝ち、引き揚げる時、まさに滂沱の涙。周りの付き人も泣いている。いいものだ。大関陣総崩れの場所だったが、この涙で救われた。最年長の優勝とか。37歳。何だ、息子と同じ年だ。
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