2012年5月6日日曜日

re:;いいわけ・・・褌子

泉のようにわき上がる気持ちを俳句で何とか表せないか発酵・熟成して余計な形容詞を全部切って捨ててぎゅうぎゅうと17文字に凝縮できないか、と格闘している様を「発酵中」とおっしゃる逸徳さんの奥ゆかしい謙虚なお人柄、じつに生きることに助平なところが美しくさわやか。
吉田一穂(いっすい)という貧乏詩人をあばら屋に訪ねたところ、一部屋しかない閉めきった六畳間に紙切れを何百枚もならべて詩の最後の一行と格闘している一穂先生がうんうんうなっていたという。

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