既に上野のホロホロ会から10日以上経ってしまった。皆さんの元気な姿から私も元気を戴いたのだからまずは御礼申し上げます。パーキンソンは一寸疲れてくると鬱的になり言葉が少なくなってしまう。当日の逸徳さんや褌子さんの滑らかな話を聞いている内に疲れてしまった。翌日の高校時代の集まりの時は話がぐっと少なかったようだ。
永六輔がどうも同じ症状のようだ。「友ありてこそ五・七・五」(岩波書店)という最近の俳句エッセイ本に出ていた。この本は東京やなぎ句会という小沢昭一等の愉快な句会をまとめたもので小沢が死ぬ前にはじめの一冊でている。興味のある方はお貸しいたしますよ。
当日俳句の事が少し話題に上ったけどまあ各人各様に煮たり焼いたりしてみて下さい。
平成二十六年四月
��.海霧深し西の方から領事館
��.オクターブ高き囀り恋深し
��.一円玉転がり出した四月かな
��.初蝶や幼稚園バス泣き出して
��.春休み神経衰弱負けにけり
��.バンダナの男の料理山笑ふ
��.名ばかりの春を選んでローカル線
��.春惜しむ魚付林の暗所かな
��.羊水の記憶にかへり穀雨かな
10.腐葉土に期待漲り春の風
0 件のコメント:
コメントを投稿