2014年4月11日金曜日

ご苦労さま・・・猫跨ぎ

ご苦労さまでした。解散前の写真を一枚。飲んだ後の写真は大体こうして冴えない顔をしている。気持は満たされているのだが。森井夫人がいつまでも若い。
まあ、いつまでも続けたいね。
  鴎外旧宅は庭に面して硝子戸がずらりと嵌められていたが、そのガラスを斜めから見ると細かに波うっている。この建物が複製ではなく本物だと判る。ガラス板の製法の違い。戦前のガラスは押出法といいロールで挟んで成形したもので、表面の均一性に欠けた。いまは油槽に融けたガラスを流し込むフロート法で、表面の滑らかさが全然違う。
勿論今は、昔のガラスの方が希少で、貴重。以前、谷中の朝倉彫塑館を訪ねたが、あそこの窓ガラスも同じく波打ちガラスだった。
古河庭園にしても旧岩崎邸にしても、旧財閥の私邸がこうして昔の典雅さを残しているのは良いものだ。最近の建造物が、一世紀後にこうして懐かしがられるかどうか。
飛鳥山散策で、平塚神社の名称にはびっくり。妙に細長い境内だった。女性がひとりお神籤を一生懸命読んでいた。今回の作品はこれのみ。
・花散るやお神籤を読むをんなにも

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