2014年4月25日金曜日

凌霄花ねえ・・・猫跨ぎ

  褌子邸の凌霄花と全く同じだね。種類も多分同じだ。蔓性の樹木は動物じみたところがある。壁にもべったり貼りつくのも気味が悪い。剥がしても跡が残る。「ざまあみろ」か。ちょっとかわいそうだが、気持はわかる。団地内の凌霄花も、改めて眺めてみると、みな止めてしまうね。ちょっと辟易するんだね。
凌霄やギリシャに母を殺めたる  矢島渚男
、いいね。こういうのが現代俳句の一つの形だね。凌霄花のある雰囲気を伝えている。
判らない人は永久に判らない。
わたしの十句については好き勝手に言っていただきたいが、ぱっと見て判らなければ、縁がないから、無視して通り過ぎることだね。(笑)
・花冷や印画紙に貌現れる
暗室で現像している。花冷の感覚とどこか。
・象の来てまた遠ざかり春深む
そう、これは動物園の象舎の傍にて。

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