一昨日の理研の会見で知った驚いたことは、リケジョがこの3年間で使った実験ノートがたった2冊ということであった。
彼女が言っていたが、STAP細胞を作るためにありとあらゆる可能性を実験した・・。おそらく、その一つ一つの因子の実験には条件を様々に変えたりしていたはずで、たまさかの弱酸性という偶然に出会ったとは思えない。その個々の実験はその後のためのメモリーとしてきちんとノートに記述していたら、1年間に何冊もなるのではと・・。会社の研究でもそうだが上司が見る、見ないは些少なことで、研究者として当たり前のことだと思う。早稲田はともかく実験ノートの管理に厳格なアメリカのハーバードで同じことをやっていたのだろうか??リケジョの上司たちは実験ノートも書かない、採用して日の浅い彼女の実験の何を見、何を信用したのだろうかと・・・?不思議でならない!!
今回の世界を騒がせた騒動の、理研の権威を失墜させた唯一のリカバリーは、リケジョが「私が再現します。見ていてください」と、彼女が実験ノートに従ってSTAPを再現すれば済むことなのに、この実験ノートでは再現実験ができる自信が無いのだろうと・・・。
3年間で2冊というこの1点からも(これは極めて重要なことだと思う)、リケジョのNatureの論文は「限りなくブラックに近い灰色」なのだろうと思う。
理研が1年間かけて追試実験をするという。災い転じて・・・というような、New STAPを是非見つけて欲しいと、このまま1年後に「やはり、あのデーターは間違っていました」というだけでは納得しない。奮起一番をと(リコーは戦前に理研にいた桜井博士の発明したジアゾ感光紙を商品化し(理研感光紙KK)、戦後にカメラ事業に乗り出し(理研光学KKとなり)、それから頭文字の二文字をとって横文字のリコーKKへと云うぐらい、今でも理研とは深い繋がりがあるだけに・・・)。
0 件のコメント:
コメントを投稿