■毎日新聞論断をよむより
「3月11日は、戦後日本が終わった日として記憶されるであろう。将来、日本人の努力によって復興がなされたときも、その姿は3月11日より以前とは大きく異なったものであろう。」
■「東電の要請を断れば、もう仕事もらえなくなるから…」
これが協力社員の本音。福島原発で放射能をあびながら作業をしている“協力社員”というのは東電の下請け労働者のことである。
■事故原発のある双葉町の31才の女性
「同級生の6割が原発関連の下請け会社で働いている」
■東京新聞22日号デスクメモから
「今、日本は重大な選択を迫られている。残る原発の稼働を認めるか否かだ。原発は交付金で地方経済を潤してきた。雇用も作った。だが原子炉を望むバラ色のくらしは簡単に崩れた。ゼニではなくいのちの問題。それでもよほど強い姿勢で臨まなければ政財界は変わらない。さあ、あなたは。」
■同ページでルポライターの鎌田慧氏がヒマラヤの山中からコラムをよせている。
『活断層の多い日本列島では高温の燃料棒を水で冷やす原発は危険だ、と指摘されてきた。でも、人工的なバリアで対応できると、建設が推し進められてきた(中略)技術がすべてを解決すると、私たちは思いこまされてきた。が、危険なものは危険なのだ。
――――この混乱のなかで、強権な権力者が待望されるとしたら危険だ』
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