2011年3月26日土曜日

原発をどうするか・・・褌子

   浜岡原発は15㍍の防潮堤を早急につくれば、「とりあえず絶対安心」ということなら異論がある。
   東海地震は30年以内に70%の確率で起きると地震学者がいっているのが正しければ、また浜岡原発が活断層の真上にあるという事実のうえに日本一危険な原発であれば、防潮堤建設よりも操業停止し、廃炉をめざす準備にこそ入るべきであろう。それこそが「絶対安全」と政府と東電がいっていた福島第一原発の惨状からくみ取るべき教訓である。
   当面まず、福島第一原発の大事故を収束し、国内のもっとも危険な商業用原発から操業を停止しつつ、再生可能なエネルギー社会への転換を追求すること、同時に原子力発電が放射能廃棄物処理もふくめて人類が制御可能な技術として確立するために世界の原子力研究者は総力をあげるときだ。大きな犠牲をはらいつつある今回の原発事故の最大の教訓だ。
  石油・資源・食料を大量輸入し核分裂発電で大量生産し大量消費・大量廃棄の日本ではもうやっていけない。3・11が戦後日本の終わりの日になるだろうというのはそういう意味ではないかと思っている。
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  時代は日とともに過ぎて行く。日々は遠のき、ひとつの時代も遠ざかる。人は生まれ、人は生き、いつまでも生きられるかのように思いつつも、やがて人は去る。地球は姿を変えつつ残り、何も変わらないのは永遠の時間の流れだけ・・・
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  きょうの甲子園の第1試合で佐渡高校は智辨学園に8対1で敗れた。

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