石原都知事の「津波は天罰」発言が波紋を呼んでいるが、原発関係者・下請け労働者の決死的な注水作業にこそ頭を下げるべきだ。
1号機につづいて水素爆発した3号機は、プルトニウムを含むMOX(ウラン・プルトニウム混合酸化物)燃料を燃やすプルサーマル運転中だったことを、政府もマスコミも報道していないのが不思議。プルトニウムがいかに危険な毒性をもつか大きな反対を押し切って運転が開始されたあげくの大事故だが、“想定外”ばかり連発している東電社長と保安院が全くこころもとない。保安院は原発を国策として推進してきた経済産業省の一部門だからしょうがないが、原発推進機構から独立している専門家集団である原子力安全委員会に権限を集中して総指揮をとらせるべきだ。
3号機付近で検出された400ミリシーベルトは、ひとの年間被爆許容量の400倍だという。1マイクロシーベルトの1000倍が1ミリシーベルト。
0 件のコメント:
コメントを投稿