2011年9月12日月曜日

そこに本質がある・・・猫跨ぎ

  男と女は随分違うぞ。こんなあっけらかんと自分の老いを言えるのは女の特質だね。女は地に足が着いている強さがある。開き直りがある。
男はそこへ行くとからきし駄目だ。観念臭が消えない。
山崎方代(ほうだい。男性だ。ややこしい)は、うじゃじゃけた歌を詠むが、おじやを啜る歌など詠めないだろうな。

とうきょうの夜更けの街の電柱に体あずけてあきらめている
卓袱台の上の土瓶に心中をうちあけてより楽になりたり
こんなにも湯飲茶碗はあたたかくしどろもどろに吾はおるなり

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