毎日食材を買って、料理して、日に三度食べていると、つくづく人間とはのべつ食っているなと思うね。食って排泄を繰り返しているにしては、何か偉そうなことを言っている変な生き物だ。老いは老いていく自分にとっては格別のことではないらしいね。それは一安心だが、しかし傍からみるとすさまじきものだ。
斎藤史さんは詳しくは知らないが、老い行く母についてこんな歌も遺している。
老い不気味 わがははそはが人間(ひと)以下のえたいの知れぬものとなりゆく
関連してこの前、句会で
香水に恋をしてゐたかも知れず
という身も蓋もないことを投句していたのがいたが、今更なあ。
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