上海から飛行機に乗ってはじめて西安にきた。かつての長安。どこにいっても名物の石榴を売っている。玄宗皇帝の時代に大唐帝国が滅びてから1200年もたってしまったが76人もの歴代皇帝がいた古代中国最大の国際的古都。中国では遣唐使としてきた弘法大師や吉備真備よりも唐王朝の大臣にまでなった阿倍仲麻呂のほうがはるかに有名だという。
秦の始皇帝の都の咸陽も近い。
始皇帝陵はいまは登れないが兵馬俑はやはり圧巻。井戸掘りの農夫が偶然みつけたというところがまことに中国的。まだ何が埋まっているかわからないらしい。秦はたった27年で滅びた。阿房宮あとも一面の畑でどこらへんかまだわからないという。
日曜日のせいか華清池はひとひとひと。国慶節のせいもあって月末は日本への飛行機が満員とのことで急遽あす西安から北京経由で帰ることにした。
歴史物語だとして知っていた中国古代史が本当の話だったんだと知るとやはり感慨深い。
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