胃癌の手術は30年前、家内が経験した。傍にいて見ているので、貴兄の今の状況はよく判る。食事の違和感はたしかにかなり続いたように思う。一度に沢山は食べられない。のどを通過する違和感も同じで、噎せやすくなった。声に違和感があり、これは麻酔の後遺症とか言っていたが、貴兄のコーラスの活動の具合を推察するにそちらは大丈夫の様だね。その妻も30年再発もせず来たのだが、昨年、あっけなく肝臓癌で先立ってしまった。勿論30年前の再発ではない。
癌は結局よく判らない。直る癌は治るし、そうでない癌は治らない。その閾はさっぱり判らない。運を天に任せるしかないというのが私の結論だ。
貴兄は今のところ順調のようだから、恐らくあと30年は大丈夫の口だろうね。おそらく、死生観といえば大袈裟かも知れないが、何事かに思いを致したのだろうと思う。ちょっと忙しすぎる活動予定もよく判る。要するに好きやるしかないね。私も同じだが。
妻について一言。死に際は見事だった。完全に覚悟して死を許容していた。あれだけは敵わない。きっと温めていたのかも知れない。
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