ほろほろ会の飛鳥旅行のとき、小林さん国兼さんと前泊しましたね。
その時に唐招提寺にひとりで行ったら平成の大修理とかで屋根からおろした大きな鴟尾などをみただけ。エンタシスの金堂の列柱をみたかったのだが。鑑真和上像も趙紫陽お手植えの木も芭蕉句碑「若葉して御目の雫ぬぐはばや」もみたことない。水原秋桜子の掲句もじつにいい。
法隆寺は高校の修学旅行で行っただけ。西岡常一の『法隆寺をつくった木』を読んで古代人の智恵に驚く。備前の大きな山の北側の檜を法隆寺の北側に、山の南側の檜を法隆寺の南側に向きも山にあったままにもってきていて1300年たっても手斧でけずると創建時そのままの檜の香りがするとか。
東大寺は小林さん国兼さんとゆっくり見学しました。巨大な梵鐘のしたで写真を撮った。
東大寺のうらはゆっくり散歩したことないが、境内はずれの戒壇院の四天王に感動した。いまも机辺に甲冑をつけ忿怒の形相で邪鬼を踏む広目天の【写真】を飾っている。
事典をひくと四天王は持国天(東方)・増長天(南方)・広目天(西方)・多聞天(北方)。須弥壇の四方に安置される。
高松塚古墳にも自転車で三人で行きましたね。高松塚古墳の天井に極彩色で記された四神は青竜(東方)・朱雀(南方)・白虎(西方)・玄武(北方・黒亀に蛇)
一衣帯水。昔は大陸とも半島とも人間は行ったり来たりしていたのだ。
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