林語堂(西欧流の知識人)が英語の諺の「水に落ちた犬を叩いてはいけない」を例に、中国人のマナー向上を促したのを、魯迅が小耳に挟んで、ちょっと待ったと言ったらしい。資本家や地主の走狗のような輩は水に落としても甘い顔をすればまた噛みつくから再度叩けと。要するに中国は未だフェアプレーをいう段階ではないという主旨なんだろう。
ただ中国人には敵を容赦しないという所があるな。南宋の政治家秦檜は金と通じ、愛国者を弾圧したという故事から、姦臣・売国奴の代名詞となっている。秦檜の墓には後ろ手に縛られた秦檜夫婦の銅像があって、墓を訪れる人は唾を吐きかける習慣が今でもあるとか。この激しさは日本人にはないね。全然別のメンタリティだ。
以下は、ほんの戯れ言だが、大陸のこういう激しさを嫌ってさらに東進を続けて島国にたどり着いたのが日本人の祖先じゃないか。
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