2014年1月9日木曜日

革命いやはや・・・猫跨ぎ

  革命がない、民主主義は与えられたものだ―さんざん言われてきたが、革命がなかったのがそんな悔しい事とも思わない。(フランスであの革命に対する深甚な反省がいま出て来ている。)アメリカ型の民主主義はそれなりに欠点も出て来ている。大正デモクラシーを思い出すまでもなく、日本的なそれの萌芽はあったのだ。
中央包囲網か。毛沢東の人民戦線理論にいつまでもかぶれることもあるまい。本国でもう破産しているのだから。
いまの日本がそんなに悪いとは思わんね。庶民の幸福度の簡単な尺度として平均寿命を使うことにしている。東京新聞をとっているが、日本の美点をこれほど小さく、欠点をこれほど針小棒大にいう、まさに日本マスコミの典型だ。そろそろおつきあいを止めようと思っている。
閑話休題。中国や北朝鮮を思うと、真底あんな所に生まれなくて良かったと思う。この二国は共産主義の亡霊を引きずっている。二十世紀の悲劇だと思うが、それに繋がる「革命」がなかったことは良しとしなければいけないのではないか。
  100mの民主主義か。末尾で1mの平和を希っているというとはちょっと自虐的な述懐だが、いっそ負号をつけてはどうだろうか。つまりマイナス1m、いやマイナスは無限に広がりをもつ。自己の内部に沈潜することも時にはいい。老境にはふさわしい。

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