2014年1月5日日曜日

オキナワ・・・猫跨ぎ

  沖縄については、その大局的な話を続けてしまうが、沖縄タイムスの論調の背後に、もうこんな事いくら言っても仕方がないという醒めた眼差しが見え隠れする。17年もつづいた普天間移設問題に、リアリストの仲井真知事が或る決定をした事について、この辺しか落とし所はないと皆感じているに違いない。
  しかし、日本に組み込まれて何もいいことがなかったというのは本音だろう。太平洋戦争の激戦地になってしまったことは言うまでもないが、サイパンのバンザイクリフに立ったときの事を思い出す。日本統治時代サイパンは砂糖黍栽培が有力な産業で、入植したのは殆ど沖縄の人達だった。バンザイクリフはサイパンの北端。日本と言うより沖縄を思い描いて飛び込んだに違いないと思った。
  実は沖縄に分離独立の構想がある。東アジアの中継商業国家としてやっていけるという。ならば、外国基地は勿論全部出て行って貰うのは当然だ。70歳を過ぎてこんな大局的話をしてもいいではないか。

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