現代美術でも法外な値段が付く。佐倉市に川村記念美術館がある。自宅から自転車で行ける距離なので散歩代わりに時たま出掛ける。そこの二階に、高さ2.8m幅6mの「アンナの光」という赤一色の絵(絵の概念は通
親会社の大日本インキ製造㈱は今期の業績予想を改訂した。103億の臨時収入だから当然だが。赤一色だ・・・・芸術だといえばそうなんだろうが、そう評価が定まればこの価格で取引されるわけだ。
その他に、同じくアメリカ現代美術で有名なロスコの部屋というのがあって、黒褐色基調の抽象画が四枚掛かっている。ニューマンの絵のようにまるで塗っただけと言えぬ事もない。これも多分そんな価格なのだろう。尤もこの絵は、何か惹かれる所があって、或る時期、胸騒ぎを覚えたことがあったが。
海外で知名度の高い村上隆という現代美術作家がいる。彼のフィギュアが数億の値段が付くという。つまり現代美術ですら、もう確たる市場を形成している。その辺の機序が判らない。ともかくも、美術品の価格は摩訶不思議だ。或る評価が定まれば価格は天文学的数字になり、大まじめで取引される。
今、ネットを見ていたら、大阪が文楽協会への補助金700万円をカットという。去年の有料入場者が或る数字に達しなかったからとか。何ということだ。公的補助がないとこういうものは亡びる。橋下流の補助金カットだ。この馬鹿野郎を何とかしなければいかんな。こんなのを首長にしてはいけない。
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