2011年2月17日木曜日

春の椿事・・・猫跨ぎ

  全然話は変わるが、諸兄は歩いていて履いている靴の靴底が突如ボロボロになったことがあるかい。一昨日、場所は大船駅ホーム。当日は涅槃会吟行で鎌倉へ行く途中だった。
乗った快速が大船止まりで、降りてホームを歩いている最中、足元がヌルリと何かを踏んだ気がした。見ると黒い塊を踏んでいる・・のではなく踵が取れている。一瞬何が起こったのか判らなかった。とにかく外へ出てと思い改札に急いだが、靴底の崩壊は止まることを知らず、殆ど取れてしまった。薄いシートが残るのみ。足裏が床のタイルで冷たい。  
何が起こったと思いますか。結論をいうと、ウレタン底の劣化。この日は雪道が予想され、底がギザギザの冬靴を下駄箱から取り出して履いた。買ったのは7~8年前か。通常は履かない。こんな気象のときのみで、ここ二年は使っていなかった。朝履く前に、底を確認している。外見は全く異常はなかったのだが。駅まで行き電車に乗って、とここまでは普通だったのだが。
下駄箱の中でウレタン結合の加水分解による解重合劣化が進行していた。話には聞いていたが、こんな事ってあるんだね。

あとの顛末。大船駅まえの西友でスポーツ靴を買い、靴の処分など後始末をお願いしてあたふたとその場を離れた。そういえば保土ヶ谷駅近くで電車の窓から、日本ポリウレタン㈱の看板が見えたのも虫の知らせか。

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